平成13年度2月定例会は、西日本NTT新居浜支店ビジネス営業部磯崎善博課長を講師として
「IT革命と企業におけるその活用」と題するセミナーを開いた。
現在西日本NTTにおける全売上げの1/5の2500億円はIT関連となっていて、
IT革命は、産業文明の新しい潮流になっている。
一般のアンケートによる5年後の生活におけるマルチメディアの重要度の順位を聞くと、
1位がインターネット(9.5%)、2位は携帯電話(9.1%)、3位テレビ(6.8%)となっている。
インターネットの普及状況では、企業普及率は88.6%、事業所31.5%、一般家庭19.1%。
2005年にはインターネットは21兆円の産業と予測されている。
インターネット産業で成長著しいアマゾンドットコムは350億円/年、従業員614人、
成長率340%/年間、顧客250万人。
今後の課題:今までは市場でなにが売れているか? が問題であったが、
これからは、誰がなにを欲しいのかが重要。これからはユーザー個々の仕様要求に対応が必要。
IT時代に於いては、スピーディーに対応出来ない企業は淘汰される。
●市場情報のタイムリーな収集、●社内の情報伝達のスピード化、
●生産者から消費者への物流スピード。
これからは経営者がバーチャルの世界に足を踏み込まないといけない。
インターネットを快適にこなすことが出来る経営トップの割合は
1.カナダ 65%、 2.米国 64%、 3.スペイン 60%、 4.豪州 50%、
5.フランス 39%、 6.ドイツ 36%、 7.イタリー 30%、 8.日本 15%
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